1日1分元気になる法則

2万5千人の人々を毎朝一通のメールで励まし続けている著者が語る、人生が変わる24の考え方

発行:中経出版(2010年03月) | 価格(税別):1,300円
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著者:福島正伸よりメッセージ

私は毎日六名の方に励ましのハガキを送っています。
平日に限って送っていますが、送り始めてからもう十年以上になります。
きっかけはお世話になった方を励ましたいと思ったことですが、
はじめは何をしていいかわかりませんでした。

ふと、励ましの手紙を書くことを思いつき、勢いで毎日送ることを約束してしまいました。
最初の手紙として、はがきにこう書きました。

「夢しか実現しない」

そして、このような短い言葉を毎日送るようになったのです。

ところが、毎日ハガキを送るためには自分が毎日新しい言葉を見つけ出していかなければなりません。
はじめは机の上のハガキに向かって、手をこまねいているだけで、
ひとつの言葉を思いつくのに大変な時間がかかりました。
それからというもの、私は一日中、人を励ます新しい言葉を探しながら生活するようになりました。

当たり前と思っていることにも関心を持ち、一つひとつの出来事や出会いもその意味を考えるようになったのです。
すると私は毎日たくさんのことに気づくようになりました。

自分に起こることも、社会に起こることもすべてに意味があること。
大きな出来事も、小さな出来事も、そこから何を学ぶかが大切であること。
出会った人すべてが、様々な視点から教えてくださること。

人を励ますつもりで言葉を探していたのに、いつの間にか、私自身が励まされていたのです。
応援することは応援されることだということを、教えて頂きました。

実は「夢を実現する今日の一言」というタイトルで、メールマガジンでも、ほぼ同じ内容を公開しています。

現在、数万人の方々にご登録頂いているのですが、「励まされた」「言葉を手帳に書き写している」「言葉の解釈を聞きたい」など、たくさんの反響をいただきました。
こうした言葉もまた、私を励ましてくれました。

そこで、今回、その中から厳選して、私の思いを書き加えたものを「元気になる法則」として 1冊の本にまとめることにしました。
さらに、メルマガの読者の方々の中から、言葉によって人生が変わった、また は大きな影響を受けた方々に、その体験談をコラムに掲載させていただきました。

やりたいことがわからなくなったとき
仕事や人間関係に行き詰ったとき
これからの自分に不安を感じたとき

本書の中に、次の行動に進むための、ヒントがあるかもしれません。
考え方が変われば、行動が変わり、行動が変わると、必ず人生が変わっていきます。

ひとつの言葉で、人生が変わることがあります。
一生涯忘れられない言葉があります。
そしてだれにでも、人生の変わる言葉との出会いがあります。

そして、その言葉との出会いは、私たちが人として生きていく中で、最高の喜びの一つだと思います。
本書が、そのような人生を変える言葉との出会いになれば、これほどうれしいことはありません。

今後ともよろしくご厚誼のほどお願い申し上げます。

福島正伸

 

担当編集者:中経出版 城戸千奈津さんよりメッセージ

私は、編集の仕事をするうえで、「人の役に立つ本、人を元気づけるような本をつくりたい。
そして、できればそれを多くの方に読んでいただきたい」と願ってきました。

けれども、気持ちが空回りするばかりで、そう簡単には思うようにいきません。
自分はどうしてこんなにダメなのだろうと、以前はよく落ち込んでいました。
また、人間関係がうまくいかないと、相手に対してイライラしてしまい、
「私はなんて子どもっぽいんだろう」と、うんざりすることもたくさんありました。
一体これからどうなるのかと、焦る気持ちは大きくなるばかりでした。

そんなタイミングで、本企画はスタートしました。

打ち合わせで、何度も福島先生の会社に伺い、気がついたことがありました。
福島先生にお会いした帰り道はいつも、なんだか元気が出て、前向きな気持ちになっているのです。
なぜだろうと考えてみました。どんなときでも今ある状況を楽しむ、感謝の気持ちを口に出して伝える、
誰に対しても温かく丁寧に接する、そんな福島先生のお人柄が、自然と周囲の人を元気づけるのではないかと思いました。
また、打ち合わせが終わって帰るときに、スタッフの皆さんが全員、わざわざ仕事の手を止めて、
エレベーターの前まで「お見送り」をしてくださることも、いつも私の心を温かくしてくれました。

福島先生の人を元気にするパワーは、原稿にも込められていました。
今まさに自分が悩んでいる問題をどう捉えたらいいのか、ヒントになる考え方がたくさんつまっていて、
何度もうなずき、励まされ、時には反省して苦笑いしながら、原稿を読ませていただきました。

本書は、福島先生が11年にわたって書き続けている「励ましの手紙」に書かれた言葉をもとに、構成されています。
福島先生はまえがきで、「人を励ますつもりで言葉を探していたのに、
いつの間にか、私自身が励まされていたのです」とお書きになっています。
気がつけば、私も同じでした。

はじめは、励ましが必要な人たちに向けて本書を企画したはずだったのに、
励まされていたのは、ほかならぬ自分自身だったのです。

今でも落ち込むことはありますが、そんなときは、本書に書かれていることを思い出して、自分を勇気づけています。
ちょっと疲れたとき、心が折れそうになったとき、皆さまが本書を手にとって
「また、がんばってみよう」と思ってくださったら、たいへんうれしく思います。

中経出版 城戸 千奈津