どんな夢も必ず叶うたった1つの方法

福島正伸が人生を賭けて取り組む『ドリプラ』の真実の話。ドリプラ2010のプレゼンター4名の100日間を鮮明に描いた成長と感動のノンフィクション。どうしたら夢は現実 になるの か...ドリプラの醍醐味がこの一冊ですべてわかる。

発行:角川書店(2014年03月) | 価格(税別):1,300円
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著者:福島正伸よりメッセージ

私には夢がありませんでした。
「自分の生きる意味を見い出したい。」
それから自分の夢を見つける旅が始まりました。その時やったことは、夢を持った人たちに会うことでした。
とにかく毎日のように夢を持った人たちに会い続け、同じ質問をし続けました。
「夢とは、何ですか? どうしたら、夢が見つかりますか?」
私は、ずっとずっと悩み続けました。そして、とうとう自分の体験の中に、夢を見つけ出すことができたのです。
「僕と同じように夢が見つからない人を応援しよう!その夢を実現する支援をしよう!」
私と同じように、夢が見つからずにつらい思いをする人を、一人でも減らしたい。
本気で夢に挑戦する人を応援することで、一緒に感動を共有したい。その思いを胸に私は、それ以降25年間にわたってずっと、夢を追いかける人たちの応援をし続けてきました。

夢を発表した人が賛美され、人々に勇気を与える存在となり、観客も発表者を益々やる気にさせる場。
そういった夢の発表会を行いたいという思いから、15年間かけて、「夢(ドリーム)プラン・プレゼンテーション」(通称・ドリプラ)の準備をし、2007年に第一回目を開催しました。
そして第一回目は伝説となり、ドリプラは瞬く間に全国各地、世界にまでも広がっていきました。

夢とは、すごいことや壮大なことだけではありません。日常の生活の中にも、素晴らしい夢はたくさんあります。
人は、誰でもいつでもどこにいても、自由に夢を持つことができるのです。もし夢を阻むものがあるとすれば、それは自分自身だけです。
そして、自分が夢に向けてあきらめずに挑戦し続ける姿は、他人に勇気を与え、他人の夢をも育んでいくことでしょう。
夢は人を輝かせ、そしてその輝きで周囲に希望や勇気を与えることができるのです。
夢を持つ人が互いに励まし合い、助け合いながら前に進んでいくことができれば、どんな人のどんな夢でも叶えることができると思います。
また、そんな大人たちに溢れた社会ができれば、きっとそのまわりの子どもたちもワクワクするはずです。
大人の大切な役割の一つは、未来を担う子どもたちに夢を与えることだと思います。
すべての大人が夢を持ってワクワクし、助け合いながら生きている社会を私は人生を賭けて創りたいと思っています。

本書では、ドリプラ2011に挑戦した4名の発表者の実際の体験物語を通して、人間として成長していくことの感動、そして仲間の存在の素晴らしさをお伝えできればと思ってい ます。

福島正伸

 

担当編集者:角川書店 亀井史夫さんよりメッセージ

 こういう本をつくることになるとは夢にも思っていませんでした。
最初はまったく別の企画書をもってアントレプレナーセンターを訪れたのです。
すると対応をしてくださった担当の方が、「この企画もいいですが、ドリプラという面白いイベントがあるんです。これを本にしてみませんか」と、逆営業。ドリプラというものをまったく知らなかった僕は「???」だったんですが、「参加者全員が泣いてしまう、素晴らしいイベントなんですよ」と熱心に語られるので、「そ、 それは面白そうですね」と、つい乗せられてしまいました。とはいえ、ドリプラについて何の知識もない僕は、まずドリプラを理解することから始めました。
担当の方の「ドリプラの魅力は過程にあるんです」という言葉がひっか かっていたせいもあります。
説明会、夏合宿、そして月1、2回の相互支援会。参加者でなければスタッフでもない僕は、ただボーっと後ろのほうから眺めていただけなんですが、どんどんドリプラの魅 力にはまっていきました。「事実は小説より奇なり」といいますが、まさにその通りで20人のプレゼンター全員に、さまざまなハプニングやドラマが起きるのです。そしてそれを、みんなで協力しな がら乗り越えていく。一歩一歩階段を上っていくのです。
「ほんとに本番に間に合うのだろうか?」というプレゼンターも何人かいて、こちらまでどきどきして見学していました。
長い長いドキュメンタリー番組を見ていたようなものです。濃密な過程を知っていましたから、予選・本選で感動しないわけがありません。「たった100日間で人はこんな に成長できるんだ」と、本番では感動の涙の嵐でした。

本選終了後、「こんなに素材が素晴らしいんだから、あとは料理するだけですよ」と豪語したのですが、実はここからが大変でした。予想以上に時間と労力がかかりました。
20人全員を載せるのは物理的に無理ですから、絞り込まなくてはならない。
ここでまず葛藤がありました。そして登場人物を4人に絞り込んで、取材・原案担当の方がそれぞれにインタビューしてエピソードを掘り起こしていったのですが、いい話が出てくる出てくる。
そのまま原稿に起こしていったら400ページ以上の大著になってしまいました。それではいくらなんでも長すぎるので、福島先生に心を鬼にしてバサバサ切ってもらって(でもいやちょっともったいないというところを復活させたりして)。本の構成にしても、福島先生側と編集側の考え方で食い違うところがあって、喧々諤々のやりとりがあったり。「もうひとつのドリプラ」といってもいいくらい、いろんな苦労があったので、とても思い入れの強い作品です。

帯のキャッチコピーは、紆余曲折を経て、「たった10分間で人生は変えられる!」にしました。大袈裟でもなんでもなく、ドリプラのプレゼンターは10分間で人生を変え られる魔法の力を手に入れたからです。これはすごいことです。どんな夢でも必ず叶ってしまう魔法の力です。
でもその魔法を手に入れるには、様々な困難を乗り越えなくてはならなかったんですね。
本書にウソは書いてありません。事実は小説よりも面白い。プレゼンターになったつもりで、どきどきわくわくしながら本書を読んでいただければ と思います。

角川書店 亀井史夫